遠州森町の月花園

　今月もデイサービスのおやつタイムに使っていただけるということで、道明寺で作った桜餅をご用意しました。

道明寺粉の説明ですが次のような資料がありました。

『乾飯や煎り種の一種で、大阪府藤井寺市の道明寺で最初に作られ、保存食として使われたのが起源とされる。

糯米を水に浸し、吸水した後水を切り、古くは、釜の上にせいろを置いて、下から火をたいて蒸した。その蒸し上がった物を天日にさらして乾燥させて、干し飯（ほしいい・ほしい）として保存した。

乾燥後、粗い方から、全粒、2ツ割れ、3ツ割れ、4ツ割れ、5ツ割れ、の5種類に分類し、用途に応じて使い分ける。5ツ割れよりも小さい(細かい)ものは、色がつかない程度に軽く煎った上で「新引粉(しんびきこ)」として別の食材として利用される。

現在では蒸した糯米を乾燥機で乾燥し、荒く砕いて篩で粒を揃えて製造したものが「道明寺」という商品として一般的に流通している。』

店頭で並ぶ『さくら餅』はもち米を蒸して味付けをしてつぶ餡を包んだものを販売しております。どちらがいいかお好みになりますが、他ではあまり作っているところがない（奈良県の吉野に吉野さくら見学に行ったとき、『内と一緒のものを販売してるじゃん！』と思ったお店がありましたが）ので一度ご賞味して頂ければこんなにうれしいことはありませんのでよろしくお願いいたします。


　昨日お電話で｢イチゴ大福｣のお問い合わせを頂いた、このブログをご覧にいただいたお客様にお詫びを申し上げます。
昨年5月の記事で《普段店には並んでいませんが、ご注文を頂ければある程度数がまとまれば作らせていただきます。》と書き込んだことをすっかり忘れてしまってまして、いまお店に並んでないとお断りをしてしまいまして申し訳ありませんでした。
ある程度数がまとまればお作りさせて頂きますのでよろしくお願いいたします。