2006年03月21日 08:38
きょうはお彼岸のお中日で先祖の御霊にお供えする「ぼたもち」をつくっています。
おはぎを春秋に祖先の霊に供え、また近隣に配る風習は、江戸時代からはじまった。
おはぎは、蒸した糯米の粒を残す程度に搗いて、つぶし餡で包んだもので、それが萩の花の
咲き乱れている感じから「萩の餅」 「おはぎ」 とよばれ、秋の彼岸に用いられる。
ぼたもちは、蒸した糯米をつき上げてこし餡で包んだもので、これが牡丹の花に似ている
ところから 「牡丹餅」 といわれ、春の彼岸に用いられる。
また、臼でつかずに、すり鉢の中で簡単に作ったので、隣にも聞こえないというところから
「隣知らず」 ともいわれた。 (お菓子博士)