夏の和菓子 葛桜がおすすめです!

月花園

2014年06月08日 21:23

 6月に入って暑くなってきましたね!


 季節のお菓子『葛桜』がおすすめです。

 
 葛は奈良県の吉野の本葛を使用しておりまして、北海道産小豆の淡い紫色のこし餡は瑞々しく小豆の香りが広がります。

 ひんやり冷やしてお召し上がりくださいね。葛の効能調べました。
以下をご覧ください。

万能の葛は上薬の代表

 葛に含まれる主な有効成分は、次のようなものです。ダイゼイン、プエラリン、プエラリン・キシロシド、ダイジン、ゲニステイン、ホルモネチン等のフラボノイド類は、ホルモンの補助、血管拡張、神経系の安定等に作用します。10種以上のサポニン類は、肝臓機能の高上、血圧安定、動脈柔軟化、脂質代謝改善等の効果。β-シトステロールは、免疫力の高上、コレステロールの調整、炎症の改善。アラントインは、皮膚組織の強化。ピニトールは、肝臓機能高上、糖代謝高上に作用します。

葛には、極めて広範囲な優れた効用があります。

◎ 血液を浄化する……血液中の老廃物の排泄を促し、血液細胞(赤血球、白血球
 など)の質を高上させる

◎ 血行を促進する……血液循環が円滑になると、全身器官の機能が高まる

◎ 体を温める……代謝を高め血行を盛んにするため、体が温まる

◎ 免疫機能を高める……免疫細胞の生成過程を改善するため、免疫機能が高上する 
◎ 体組織を柔軟にし、強靭にする……血管、筋肉、靭帯、関節などを、柔らかく
 し、強くする

◎ 自律神経を安定させる……人体のあらゆる器官をコントロールする自律神経系を
 整え、その機能を高上させることによって、全身器官の機能高上につながる

◎ 内分泌機能を高める……内分泌腺から分泌されるホルモンのバランスが整い、
 全身器官のコントロールが安定する

◎ 老化防止……老化の原因となる活性酸素、老廃物などを処理し、代謝を高上
 させることで、細胞が衰退するのを防ぐ

◎ 炎症を治める……病気や怪我の大部分は炎症の状態にあり、その改善を促進する

◎ 鎮痛……痛みの場所に血液を循環させて酸素を送り、停滞している分解産物を
 排除することにより、痛みが軽減する

◎ 痙攣(けいれん)を鎮める……顔、首、肩などのチック症状(ピクピクと痙攣)、
 横隔膜の痙攣(しゃっくり)、脚のこむら返りなど、筋肉組織の異常緊張を鎮める
◎ 血圧を安定させる……硬化した血管を柔軟にし、弛緩した血管を引き締めて
 安定させるため、高い血圧は下がり、低い血圧は上がる

◎ 血糖を安定させる……膵臓機能を高上させ、インスリン活性を高めて糖の代謝を
 整えるため、高い血糖は下がり、低い血糖は上がる

◎ 解毒……アルコールの分解産物、アセトアルデヒドや毒虫の毒素などを分解する

◎ 消化器の機能を高める……胃、腸、膵臓、胆嚢など、消化の機能を高上し、
 栄養素の処理(分解、吸収、同化)などを円滑にする

◎ 肝臓の機能を高める……500以上の働きを受け持つ人体最大の大きさと能力を
 持つ重要な臓器である肝臓の機能を高上させることは、血液質を高め、全身器官
 の機能が高上することにつながる

◎ 腎臓の機能を高める……体内の老廃物をはじめ有害物質を対外に排除すること
 によって、全細胞が十分機能できる内部環境を造る

◎ 副腎の機能を高める……免疫システムの要になる副腎を高上させることで、
 アレルギーや自己免疫疾患を改善し、感染症、癌などを防ぐ

◎ 循環器の機能を高める……血液の質と循環を整えることによって、血管や心臓の
 組織を強化し、機能を高上させる

 以上のように、身体全体をバランスよく改善する優れた植物です。年齢、性別、
体質、病状などに関係なく、誰でもいつでも摂って良いものです。葛は、漢方薬としても使われますが、食品として常食しても良いものです。このようなものを、漢方では、上薬(上品(じょうぼん))といい、安全で、効果的で誰でもが使える薬とされてきました。病気の時は、上品を使って治すのが名医といわれていました。





 


 『紅白まんじゅう』のご注文です!


 お聞きすると同級会を開催する幹事さんの方の所に、『今年、古稀になるからお祝いに紅白饅頭を付けたらどうかしら』とお話が有ってご注文して下さることになりました。


 さあ、どちらにしようかな?と考えたのは『薬饅頭』と言われる通常饅頭の定番のものか、芋を使った『上用饅頭』か・・・

『薬饅頭』より高級品とされる『上用饅頭』で作ることにしました。

大和芋かつくね芋をすりおろして上用粉か上新粉と合わせて砂糖を加えて,こし餡を包み蒸し上げます。しっとりした生地でホントにおいしいです。


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