惜しいことをしてしまった!

カテゴリー │森町

惜しいことをしてしまった! 「今年の絵は何にする何にすると言っていて、やっとこれに決まったんですよ。」と仰って、続けて「でも楽しみにしてるんです。切るときも誰が何処を食べるのかとか言って、一番欲しいところをお誕生日の人が選べるんですよ。」わーつ、そんなお話をお聞きすると、楽しそうなその場の空気が伝わってくるようで、私も楽しいというかうれしい気持ちになりましたよ。 








 



惜しいことをしてしまった!  「町並みと蔵展」が春と秋に開催されますが、この秋は11月27日(土)と28日(日)の両日に決まり、毎回テーマを設けて森町の偉人や有名人の紹介をしています。今回のテーマは「山田七郎左衛門と茶阿の局」と言うことで事前勉強歴史講演会が昨晩、森町教育委員会の北島恵介係長をお迎えして森町商工会の会議室で行われまして私も行って参りました。兎に角大勢の方が来場されて関心の深さが感じられました。山田さんは森町の市街地で多くの地所を持っているお家で、何でかなと思いましたら、直系ではないらしいのですが徳川家康に従っていろいろ鋳物師として活躍した功績で家康からご朱印状を貰って、それで江戸時代幕末まで鋳物師としての身分が保証されていた方だそうで、「茶阿の局」という方は、その山田七郎左衛門の妹(違う説もあるようですが・・)とかで元は金谷(現島田市)の者の妻で、名を八といって容姿端麗であったため、八を我が物にしようとした代官某のよって夫は罪に陥れられて殺されてしまいまして、八はこの非法を当時浜松城にいた徳川家康に訴え、これが認められて代官は処罰され、八は家康のお手つきになって後に、家康の六男の松平忠輝(1592~1683=93歳)を生んだ方そうです。この講演会の講師の北島さんも古い家柄の方で兎に角歴史、古文書など詳しくて知識の深い方です。デジカメをもって出ようと思っていたのですが、時間を間違えて慌てて出かけたために忘れてきてしまったのです。北島さんがお持ちになった資料の中に、これって国宝級じゃない?と思ったのが、先程述べました徳川家康が山田七郎左衛門に与えた御朱印状の本物の書付です。デジカメが無い為にここでその本物の『御朱印状』を紹介出来ないのは何とも惜しいことをしてしまいました!残念ガーン写真の文書の中に天正15年正月15日、東照宮様から駿遠両国鋳物師、商人、大工職の御朱印状を頂戴した、というようなことが書いてあるそうです。詳しくは11月27~28日の『町並みと蔵展』でまた講演会が開催されると思いますので、歴史に興味のございますお方、皆様のお越しを心よりお待ちいたしております。是非森町へお越し下さい。!



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