森町 旧家訪問。

カテゴリー │森町

森町 旧家訪問。山に住む方から、「山々が色づいて来たから遊びに


いらっしゃい!。」とお電話をいただいたので、その日


早速出掛けました。


案内していただき峠から見ると、浜松市のアクトタワ


ー御前崎市の浜岡原発、袋井市のエコパ、遠州灘等


がよく見えましたが、この峠標高390メートルとの事


です。急な坂道をドンドコ登ったつもりでしたが、意外と低かった?もっと高いかと思いましたが。       


森町 旧家訪問。続いて椎茸のホダ木の並ぶ栽培所です。


椎や楢の木に椎茸菌を埋め込むこと、椎茸菌が植え


付けた木の上下30センチ幅6センチくらいに繁殖して


いくそうで1本で6箇所に植え付ける事など学ばせて


いただきました。お話の中で猪、猿、カモシカ、そして


リス害が深刻でリスは椎茸菌の植えてあるホダ木を


かじって木を枯らしてしまうだそうです。カモシカは木を食べるし、猪は野菜やわらび、自然薯、栗を食い荒らし本当に困ってしまうんだと仰っていました。森町 旧家訪問。


初めての挑戦?!


椎茸狩りです。


沢山頂いてきました。


そして、お宅に伺いましたがなんとこちらの家は弘化年間に建てられたとか。江戸時代の1844~47年で今から160年前にもなるそうです。門をくぐるとひろい池のあるお庭があり、木々も紅葉してました。


 


森町 旧家訪問。家の中に上がりこんで見学をさせていただきましたが梁や柱が太くて幅があり、柱もヒノキ、ケヤキ、サクラなどいろいろの種類を使っているそうです。


中でも思わず撮影してしまったのが、この天井です。樹齢300年余の杉の大木の一枚板で長さが20メートル以上はあるのにどこにも継いで無いんですよ。しかも製材機では挽くことが出来ないので、手で挽いたんですって。びっくり!(その当時としては、当たり前ですかね・・・)
さらに驚きは金釘が1本も使って無くて、竹の釘で網の目のようにして吊ってあるだけなので、奥様が仰るのには、「地震が一番怖い!」って。凄くガタガタ音がして物凄く揺れるので表に飛び出すんだそうです。障子も凄く隙間が出来るんだけれど、地震が治まるとその隙間も治まるそうで「昔の大工さんは、{えらい!!!」とご主人。
古い歴史を持つ森町の旧家を訪問でき、とても学ぶ事の多かったひとときでした。



同じカテゴリー(森町)の記事
好天に恵まれて
好天に恵まれて(2010-11-21 22:06)

森の石松祭りで
森の石松祭りで(2010-03-29 00:17)


 
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
森町 旧家訪問。
    コメント(0)